介護福祉士の需要が高まり、求人数も増加する高齢化社会

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介護福祉士が必要な時代が来ている

日本はこれから高齢化社会になっていくので、介護関係の仕事の需要はますます増えます。今でも求人誌を見ると介護関係の仕事がたくさん載っています。これから介護の仕事をやっていく人は、資格を持っていると待遇も良くなりますし、給与面でも有利です。

特に注目したいのが介護福祉士です。この仕事の内容は、日常生活をおくるのが困難な高齢者や障害者などに食事や入浴の世話をすることです。介護するだけではなくて、家族や周囲の人に対して相談に乗ったり、アドバイスをしたりします。同じような仕事をする資格者にホームヘルパーがいます。ホームヘルパーは公的認定資格ですが、介護福祉士は国家資格です。介護福祉士になる方が難しいのですが、就職や給料面では有利です。若い人でこれから資格を取るのなら、介護福祉士を目指した方が将来的にも安定した生活をおくれます。

いま介護福祉士を目指すべき理由

注意すべきことは、国家試験に関して大きな変更があったことです。今までは実務経験が3年以上あれば受験資格を得られたのですが、2016年度の国家試験からは実務者研修の受講が義務づけられるのです。また介護福祉士の養成施設を卒業した生徒は国家試験を受けなくても資格をもらえたのですが、2022年からは国家試験の受験が義務づけられることになりました。

ただし2017年から21年までは移行期間なので、この間に卒業した生徒は国家試験を受けなくても介護福祉士になれます。ただし2022年までに国家試験に合格する必要があります。国家試験を受けなくても、連続して介護の実務に従事していればそれ以降も介護福祉士として働くことができます。このような大きな変化があるので、迷っている人は早めに進路を決めて準備する必要があります。

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