介護士の仕事内容
施設でのお仕事は、朝から食事介助、おむつ交換、寝ている人がいるなら身体介助を行いながら誘導していきます。食事が終わるとトイレの誘導が始まり、限られた時間内で利用者のADLを知っている状態で迅速に行います。おむつ交換でも失禁して汚物の処理を行うこともありますが、一番大変なのはそれに対して暴れたり抵抗したりする人が居ることです。
利用者は認知症を持っていることもあります。そのような場合は上でも書いたとおり暴れる人もいますが、無理な拘束や暴力行為などは罰金を取られるか上からの改善の指導が入ります。介護士は忍耐の強いかつ体力が要る割には、いろいろな医療の知識も知っておかなければならない職業です。
にも関わらず仕事の対価の割には他の業種に比べて低賃金なので、長く続ける人材は少ないのが現状です。そのため、介護に関する条例は傾向的に3年ごとに変えられており、どの施設でも慢性的な人手不足になっているため少しでも待遇を改善しようと給付金制度を導入しております。
介護士の勤務時間
次は介護士の勤務時間についてです。勤務時間は早出、日勤、遅出そして夜勤と4つに分かれています。特に夜勤に関しては午後15時から16時スタートで、終わりが翌日の朝8時から9時勤務と長時間となっているため、更に昼間に比べて職員が少数なのが現状となっています。
夜勤については未経験者がいきなり勤務することが出来ないので、ある程度昼間の仕事が慣れてきてから就くシステムになっています。しかし新人を採用してもそこまで続いてくれる人材がなかなか獲得できないのが難点となっています。
夜勤は手当が特別に付きますが、それでもほかの業種と比較したら低賃金です。しかし慣れてきて夜勤専門で配属されると一度の単価が高いため、それなりの収入が入るというメリットも存在してます。